【肩もみ館】深層筋をゆるめる <大きい腰の筋肉>


略して、「大腰筋」

どこにあるかご存知ですか?
腰の筋肉というからには、背中側の下の方かな?

と、お考えの方も多いと思います。

でも実は背中側ではなくお腹側にあります。
しかもお腹の一番奥、内臓の裏側にある背骨に直接付いています。
いわゆる腰の「深層筋」です。

腰の背骨の前側に直接付く筋肉のため
直接見ることが出来ない上、普段意識して使わない筋肉なので、
触ってもらって初めて気づかれる方がほとんどです。

そんな普段気にもしない筋肉ですが、とても重要な筋肉で、
武道をする人の中では、「達人の筋肉」と呼ばれるくらいです。

ここを使えるようになると、動きが楽になってきますが、
それよりもまず、座ってばかり、立ってばかりと同じ姿勢が多い人達には、
「腰痛の原因になる筋肉です。」
といった方が、興味を引くと思います。

腰の背骨から、太腿の骨の付け根についている筋肉なので、
脚が自由に動く時は、筋肉が縮んだ時に脚が動くのですが、脚が固定されている時は、
反対側、つまり腰の背骨を前や下に引っ張ります。
そうすると、背骨の湾曲が強くなり、腰が縮められてしまい、腰痛へとつながっていきます。

腰をいくらほぐしてもらってもすぐに元に戻ってしまうと感じてらっしゃる方は、
以外とこの“大腰筋”をしっかりほぐすと楽になるかもしれません。

自分もそうかもしれない。

と思った方は、「深層筋リリースコース」を受けてみてください。
オススメは、じっくりほぐせる90分コースです。

肩もみ館スーパーバイザー 伊賀

【肩もみ館】深層筋をゆるめる


人間の体になくてはならない「筋肉」

全身に何個くらいあるかご存知ですか?

正解は、約600個。

かなりたくさんの筋肉があります。
人間の体をパッと見た感じ、(例えばボディービルダーの体をみたとして)
そんなに筋肉があるようには感じないですよね?
なぜかというと、筋肉は重なっているのです。
そのため、表面から見えない筋肉もたくさんあります。

場所にもよりますが、大きく分けると表面、中間、深部の3層くらいになっています。
それぞれの筋肉を「表層筋」、「中層筋」、「深層筋」などと呼んだります。

「表層筋」は、表面に見える筋肉で、主に運動したり動くことによって疲れます。 (ランニングなど)
「中層筋」は、表層筋と深層筋の間にあって、主に体を固定しながら動く時に疲れます。(お子さんを抱っこしながら歩いたりなど)
「深層筋」は、表面に見えない一番奥の筋肉で、主にじっとしていることによって疲れます。 (デスクワークなど)

デスクワークなどでじっとしている事が多くて、体がこってる来る方は

一度、深層の筋肉をほぐしてもらうといいと思います。

興味のある方は、ぜひ「深層筋リリースコース」を受けてみてください。

つづく

肩もみ館スーパーバイザー 伊賀

【ワークショップの様子】第6回ホリスティック医学ゼミ


【ワークショップの様子】
6月21日(金) に第6回ホリスティック医学ゼミが行われました。

開催場所:ヨヨギラウンジ  
講師:降矢英成(NPO法人日本ホリスティック医学協会副会長) 

今回のゼミは、
『なぜ、「これ」は健康にいいのか?副交感神経が人生の質を高める』 小林弘幸著
を題材に行われました。

前回、前々回とセロトニンについて学んだ時に出てきた「自律神経」をさらに詳しく学んで行きました。

最近では、よく聞く「自律神経」
少し学んだ事がある方であれば、交感神経と副交感神経という言葉も知っていると思います。
この二つの神経のバランスが、大事だという話からゼミは始まりました。

体がもっともよい状態、
病気になりやすい状態
うつ傾向の状態
疲れやすく、やる気も起きない状態

この4つの状態で、
交感神経、副交感神経の二つの自律神経のバランスがどのようになっているのかという説明を受け、受講生の方々もなるほどという顔をされていました。
(正確に言うと、シーソーのような関係ではないそうです。)
いろいろな質問や意見が飛び交い、降矢先生ならではの回答を受けて、さらに理解を
深めていただけたようです。

さらには自律神経のバランスが崩れると
更年期障害が出たり、免疫が低下したり、糖尿病や高血圧の原因になったりと
さまざまな体の不調へとつながっていくことや、
本来は、丸くてきれいな形の赤血球が変形したり、くっついてしまったりと言った
「血液の質」の低下などの話もあり、
受講生のみなさんもご自身の経験や体験なども踏まえていろいろと考える所が
あったようでした。

自律神経は、生命活動の維持という点で脳と同じくらい大きな役割の担っているんですね。

季節によっても交感神経、副交感神経の優位性は変わったりするようですが、
副交感神経は交感神経と違い、加齢によって急降下してしまう時期があったりなど
変化を受けやすく、自律神経のバランスを整えるのには副交感神経が大きく関与するようです。

副交感神経の働きの高め方のお話では、
心の余裕や早起き、睡眠やお酒の飲み方など、生活習慣の中で出来るコツの
ようなものから、運動の仕方、呼吸の大切さなどがあげられました。
中でも「食後に眠くならない食べ方」、「食事を抜いてもダイエットに成功しない理由」
などの話はとても興味深いものでした。

交感神経と副交感神経のバランスの理想は、1対1だそうです。
(若干の差として1対1.5までの範囲)

次回、第7回ホリスティック医学ゼミは、自律神経を特殊な測定器を用いて
実際に測り、それについてディスカッションしていきます。
自分の自律神経がどういう状態なのか知りたい方は、ぜひご参加ください。

次回は、測定をする関係上、定員15名となります。
7/19(金)19:15~21:15 開催です。
お早目にお申込みください。
http://shop.utlr.me/?pid=60751530

森林療法体験するワークショップも開催
8/24,25(土,日)開催
降矢先生と行く玉原高原、森林療法リトリート+森林ヨガ
http://shop.utlr.me/?pid=60267290

【肩もみ館】横向きの施術の良さ その5


横向きの施術は、
下半身だけではなく、上半身にもとてもメリットがあります。

前述した、首がしっかりほぐれるだけでなく、「肩甲骨」もしっかりとほぐれます。

本やテレビでよく見かける、「肩甲骨」
腕の土台となる部分です。
肩こりの方は、固まっている事が多いです。固まるというか動きづらくなっています。
肩周りや背中を緊張させてしまっている証拠ですね。

手を細かく使う方に多いのですが、
手を精密に使っている時に腕や肩が動いてしまうと、手先がぶれてしまいます。
そうならないように、肩を固定してしまいます。
パソコンでキーボードを打つ時やペンで文字を書いていると肩がコってくるのは、そういう理由もあるのです。

横向きの姿勢は、うつ伏せの姿勢よりも体を動かしやすいというメリットがあります。
肩甲骨をはがす場合も、しっかりと動作法を用いた後に行った方がはがれやすくなります。
周りをほぐす・動かす・はがす、この連続技が効果的です。

さらに肩甲骨がついている肋骨。
心臓や肺などの大事な臓器を守るため、鳥籠のような形状になっています。
しかも、ただ守るだけではなく、呼吸のたびに柔軟に動いています。
この部分も固めてしまうと、肩こりなどの体の辛さの原因になりやすい部分です。
背中が硬いとよく言われる方は、肋骨の動きが悪くなっている事が多いですね。

この部分(特に肩甲骨の間辺り)は、うつ伏せでグイグイ押してもらうと気持ちいいところなのですが、
うつ伏せだと胸が圧迫されるので、肋骨はあまり動きません。
ところが、横向きになると胸が圧迫されない分、肋骨を動かしながらほぐす事が出来ます。
同じ部分を押されていても、姿勢が違うだけで押される感覚にも違いがあります。
姿勢を変えて押すのは、つらい部分には2度おいしい感じですね。

そんなメリットがたくさんある横向きの施術。
なぜ、あまり使われないのか。

体の側面にある筋肉は、小さい筋肉、繊細な筋肉がほとんどです。
しっかりとほぐすには、技術が必要です。
また、短時間でほぐすクイックマッサージでは、姿勢を変える時間ももったいないし、
なるべく大きい筋肉にアプローチしたいという事情もあったりします。
もちろん、姿勢が不安定で押しづらいというのも使われない原因の一つなのだと思います。

当店では、抱き枕などを用いてしっかりと姿勢を安定させてから
横向きでの施術を丁寧に行っていきます。

他とは、違う独特の施術です。

出来れば、お時間のある時に90分コースを受けにいらしてください。
お疲れの体を隅々まで、万遍なくほぐしていきます。

皆様のご来店をお待ちしております。

肩もみ館スーパーバイザー 伊賀

【肩もみ館】横向きの施術の良さ その4


首以外にも横向きの施術が効果的な部分は、たくさんあります。

例えば、お尻(臀部)です。

お尻の横側の部分は、体の姿勢を安定させるのに使う筋肉です。
この筋肉が上手く働かない人は、体を真っ直ぐに支えられないので、片足立ちをすると右や左に倒れてしまいます。

横に傾きながら歩いている人を見た事はありませんか?
歩く動きは、分解すると片足立ちの連続になるので、片足立ちが不安定だと、一歩踏み出す度に体が傾いてしまうのです。
逆に言うと、真っ直ぐの姿勢で歩いたり、座ったりしている人は、意識せずにこの部分を常に使っているのです。
走るなど、意識的に脚を使って、疲れるのとはまた違う感じで疲れがたまります。
知らず知らずにたまってくるので、押されて初めて疲れがたまっている事に気づく方も多くいらっしゃいます。

このお尻の横側の部分も横向きの姿勢になると、垂直に押せるので、より楽にしっかりとほぐせます。
うつ伏せで押されるよりも数倍効く感じがあると思います。

他にも脚の内側や外側もそうです。

最近では、一般の方でも良く知っているO脚やX脚。
脚の内側と外側のバランスの悪さが目立ちます。
肩や腰などと違って、辛さや痛みを感じずらい部分ですが、みなさんかなり疲れを溜めこんでいます。
特に内腿の付け根の部分などは、大きい動脈や静脈、リンパなどがたくさん通っている部分なので、冷えの解消や血流改善のために
しっかりと筋肉をゆるめて流れを良くしたい部分です。
横向きの姿勢で、垂直に押してもらうとかなり効きます。

さらには、脛の内側の筋肉なども、足首の動きに関係する筋肉なので、固まっていると下半身が疲れやすくなります。
うつ伏せで押す時は、脚を曲げたり、捻ったりと工夫をしないと上手く押せない部分ですが、横向きになると楽に押せるのです。
ただ、しっかり押せる分、みなさん初めて受けるような刺激にビックリされるのですが・・・(^^;)

つづく

肩もみ館スーパーバイザー 伊賀