「肩甲骨」
最近では、いろいろな所で名前を聞くと思います。
肩の後ろ側(背中側)についている骨です。
骨というと、関節でつながっているのをイメージされると思いますが、
肩甲骨は、体幹部分とは関節でつながっていません。
肋骨の上にペタッとのっているだけなのです。
では、どうやって体幹部分とつながっているのかというと、
筋肉でつながっているのです。
肩甲骨には、たくさんの筋肉がついています。
全部で16個くらい、大小さまざまな筋肉が、
首から肩甲骨に
背中から肩甲骨に
腕から肩甲骨に
といろいろな方向からついています。
その中でも特にいろいろと弊害が出やすいのが、肩甲骨の内側から肋骨についている
「肩甲下筋」と呼ばれる筋肉です。
この筋肉は、腕を内側にねじる時に使う筋肉なのですが、
肩甲骨と肋骨の間についているので、外側からはほとんど見えません。
普段から触れたり、触れられたりしない場所なので、筋肉がついているのも気づかない部分です。
(日常動作で、腕をひねるという動きもあまりしないというのも原因の一つです。)
デスクワークなどで、肩を緊張させていると段々固まっていきます。
肩甲骨の動きが悪い、または肩の動きが悪いと感じている方、五十肩の予防などにも
一度しっかりほぐしていただくといいと思います。
ただし・・・・
硬くなっていると、ほぐす時に痛いかもしれません(^^;)
出来れば、硬くなる前に受けにいらしてください。
肩もみ館スーパーバイザー 伊賀