【肩もみ館】「肩こり」は日本人だけ?


「肩こり」

今では、メジャーになったこの表現。

日本で一番最初に使ったのは、夏目漱石で、
小説「門」の中で、最初に使った造語であると言われているそうです。

「指で圧(お)してみると、頸(くび)と肩の継目の少し背中へ寄った局部が、石のように凝(こ)っていた。御米は男の力いっぱいにそれを抑えてくれと頼んだ。宗助の額からは汗が煮染(にじ)み出した。それでも御米の満足するほどは力が出なかった。」

-夏目漱石 「門より」-

これ以前は、樋口一葉の小説「ゆく雲」などに使われているように
「肩がはる」と表現されていて、
上記の「門」の中の一節から「肩がこる」という表現を使うようになったそうです。

それにしてもこの頃から、肩こりは指で押していたんですね。
「押してもらうと気持ちいい」という感覚は、昔も今も変わらないということでしょう。

ただ、この「肩こり」という表現、使うのは日本人だけで、
欧米にはこれに該当する表現がないそうです。

例えば英語では、「stiff neck」というように肩ではなく「首のこり」として表現されているみたいです。

それでも、最近は欧米にも指圧マッサージのお店が増えているようですので、
欧米人にも「肩こり」の人が増えて来たのでしょうか?

世界的に流通している「SHIATHU」という言葉に続いて

「KATAKORI」という言葉が広まる日も近いのかもしれません

何はともあれ、肩がこったらもみほぐしが一番です♪

ぜひ当店におこしください。

肩もみ館スーパーバイザー 伊賀