<目の疲労によるもの>
パソコンの画面を凝視したり、繰り返しピントを合わせなくてはならないような細かい作業が続いた場合、
焦点を調整する目の筋肉が酷使され、その機能が低下することがあります。
また、目を動かす筋肉は、後頭部と首を繋ぐ後頭下筋と呼ばれる筋肉と連動して動きます。
前庭動眼反射と呼ばれる反射運動で、
例えば、頭を右に1cm回旋させるとそれと同時に目が反対側(左)に1cm回旋するという動きが起こります。
頭が動いてしまうと、頭蓋骨についている目も一緒に動いてしまうので、
目線が必然的にズレてしまい、見ていたものが視界からズレてしまいます。
そうならないように無意識に目が反対側に動いてくれるのです。
このような反射運動が起きるので多少体が動いても目線がブレずに見る事が出来るのです。
目がリラックスしていれば、後頭下筋もリラックスしているのですが、
パソコンの画面を凝視したりなど、目を固定して使っていると目を動かす筋肉が緊張してしまい、後頭下筋も一緒に緊張してしまいます。
すると目からの緊張や不快感から、肩こりを起こす筋肉が緊張するように作用してしまい、肩こりや首スジの張りを生じるケースがあります。
目を酷使する際に、精神的緊張が加わると自律神経系を乱すことにもつながり、肩こり悪化やストレスによる視力低下も招きやすくなります。
肩こりとともに視力低下なども気になる方は、目の筋肉や後頭下筋をゆるめにいらしてください。
目や頭部をしっかりほぐす「眼精疲労コース」をオプションでお付けいただくのがオススメです。
肩もみ館スーパーバイザー 伊賀