【肩もみ館】首と腰は、動くためのもの


人の体は、大切な臓器を骨で守るような構造になっています。

例えば、
脳を守るための頭蓋骨
心臓や肺を守る肋骨
生殖器を守る骨盤

と箱状の構造になって、大切な物を守っています。

ただ、大きな箱で全部を覆ってしまうと動けなくなってしまうので、
小さな箱で覆って、それを繋げています。

電車をイメージしてみてもらうと分かりやすいと思います。
小さい車両を連結器で8両編成、10両編成などと何両もつなげています。
これが例えば、1つの車両で作ってしまうと直線的にしか走れないので、細かいカーブを曲がれなくなってしまいます。
無理に曲がろうとすると脱線してしまうかもしれません。
そうならないように連結器が必要になるのです。

人間の体も同じです。

頭蓋骨―肋骨―骨盤と3つの箱がつながって体の中心部分は出来ています。

ロボットの様に体幹を一つの箱にしてしまうと柔軟に動けません。
自由に動くために大切なものを守る小さな箱と箱をつなげています。

連結器の役目を担っているのは、
頭蓋骨と肋骨をつなぐ「首」
肋骨と骨盤をつなぐ「腰」

この首と腰が動くためのポイントになっているのです。

首の筋肉と腰の筋肉が固まってしまうと動きづらくなります。
連結器が固まって動かなくなったら電車もカーブを曲がれません。

首も腰も骨は、背骨しかなく、その周りを筋肉が覆っています。
この部分の筋肉は出来るだけ柔軟にしておきたいところです。

同じ姿勢が多い人は、この連結器になる首の筋肉と腰の筋肉を固めてしまいます。
体を止めておきたいからです。

首の筋肉が固まってしまった人は、“肩こり”
腰の筋肉が固まってしまった人は、“腰痛”

になってしまいます。

日常生活で快適に “動く” ために

日頃同じ姿勢でじっとしている事が多い人は、体のケアを忘れずに行ってください。

首が固まっている人には、横向きの施術が入った「肩もみ日本一コース」がオススメです。
腰が固まっている人には、腰の奥の筋肉をほぐす「深層筋リリースコース」がオススメです。

体の動きが悪いなと感じた人はぜひ、受けにいらしてください。

肩もみ館スーパーバイザー 伊賀