【三角筋】deltoid
ラグビーやアメフト、サッカーなどでも
ショルダーチャージをする時にぶつける筋肉です。
(ラグビーでは、タックルをする時にもここを使います。)
三角筋は、肩関節をすっぽり覆い、衝撃を吸収する保護の役目があります。
保護していると言っても、ぶつかられるとかなり痛いです。はい。
メインの動きは、腕を横側から持ち上げる動き(外転)です。
バケツを持って廊下に立たされていると疲れてくる筋肉ですね。
大きい筋肉なので、付着部の違いによって前部・中部・後部と分けられていて、作用も違います。
また、三角筋は腕のポジションによっても作用が変わる筋肉で、腕を水平位まであげた場合は外側に動き(外転)、腕を下に下げたら内側に動きます(内転)
人間の体の中で一番自由に可動する肩関節の
ニーズに合わせてフレキシブルに動いてくれます。
鎖骨、肩甲骨の周りと僧帽筋が付着している同じ位置についていますので、
肩が上がっている人、すぐに肩をすくめてしまう人は僧帽筋だけではなく、
三角筋も意識して力を抜いてあげてください。