【肩甲下筋】subscapularis
肩甲下筋もローテーターカフ(回旋筋腱板)の1つですが、他の3つとは違い筋肉が肩甲骨の内側についています。
動きも違っていて肩を内側に回す、“内旋”という動きになります。
五十肩の症状をお持ちの方などは、固くなっている事の多い筋肉です。
治療院でバイトをしていた駆け出しの頃、肩が上がらなくなったおじいさんの肩甲下筋をほぐしてあげたら、
「おぉ~肩が上がるようになったよぉ~~~」と喜んでくれたのを今でも覚えているくらいです。
某、野球の〇〇軍のエースが選手生命をかけて、鍼をうってもらったといわれている筋肉ですね。
こういうのは、話が大きくなるので、本当の所は、どうなのは分かりませんが・・・・
肩の痛みを抑えるために鍼を打ちって投げた日に、渾身の球を本塁打されてマウンドに崩れ落ちた姿は今でも忘れません。
子供ながらに「肩甲下筋ってなんだろう?」と思ったものです。
PC仕事などが続くと、肩が前に出て内側に捻じれた状態が慢性的に続くので知らず知らずに固くなっていくのだと思います。
場所的に肋骨と肩甲骨の間にあるので自分ではなかなか触れない場所です。
意識もしづらい部分なので、固くなっているのも気づきづらいですね。
デスクワークで猫背気味の方などは、ぜひほぐしてあげたい部分です。
もちろん、五十肩の症状をお持ちの方にもオススメです。
当店の深層筋リリースをぜひ受けてみてください。